問題提起
RedhatのOSをインストールすると「/etc/yum.repos.d/redhat.repo」ファイルがRehat用のリポジトリファイルとして登録されます。
redhat.repoファイルは、インストール直後だとファイルが作成されていない、もしくはファイルが作成されていたとしてもリポジトリ設定が入っていません。
redhat.repoファイルは、Redhatのサブスクリプション登録をすることで、リポジトリ設定が自動作成されます。
実際に、redhat.repoファイルにリポジトリ設定が自動作成されるかを検証します。
1.RHELインストール直後のredhat.repoファイル
検証で使用しているOSはRHEL84
ホスト名:rhel84test
1-1.「redhat.repo」ファイルは作成されているが、ファイルの中身は「空」で何も設定されていません
1-2.サブスクリプションの登録もされていません
※以下、RHN側のサブスクリプションの状態(未登録) |
2.サブスクリプションを登録
2-1.サブスクリプションの登録方法については以下のリンクを参照ください
2-2.サブスクリプションを登録完了
※以下、RHN側のサブスクリプションの状態 (登録済) |
3.サブスクリプション登録後のredhat.repoファイル
3-1.サブスクリプションを登録しただけで、「redhat.repo」ファイルが更新されています
※ファイル容量が増えています
3-2. redhat.repoファイルにリポジトリが自動作成 されている
追加情報1:サブスクリプション削除後のredhat.repoファイルの設定
RHNに登録したサーバのサブスクリプションを削除すると「redhat.repo」ファイルはインストール直後の状態に戻り、リポジトリ設定情報は消えます。
※上記、「画像1」の状態に戻ります。
追加情報2:サブスクリプション削除後のredhat.repoに追記したリポジトリ設定について
サブスクリプションを削除する場合、サーバで以下の2つのコマンドを順番に実行します。
subscription-manager remove --all
subscription-manager unregister
redhat.repoファイルに個別で追記したリポジトリ設定は、サブスクリプションを削除した時に以下のようになります。
1.「subscription-manager remove --all 」実行後は、追加したリポジトリ設定だけが残ります。
※自動作成されたリポジトリはすべて削除されています。
2.「 subscription-manager unregister 」実行後は、追加したリポジトリ設定も削除されます。
※redhat.repoファイルは初期化されインストール直後の状態に戻ります。
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